午前8時45分にホテルのロビーに集まって、今日は徒歩でのフィレンツェ歴史地区の観光でした。

まずはブランドショップの並ぶ道を歩いて20分ほどでヴェッキオ橋まで行きます。




ヴェッキオ橋最大の特徴は、橋の両側にびっしりと店が建っていることです。
橋というより商店街や小さな街路のようでヨーロッパでも極めて珍しい構造となっています。
第二次世界大戦でも破壊を免れた唯一の橋として知られています。




橋の上部にはメディチ家の秘密の通路のヴァザーリの回廊があり、ウフィツィ美術館とピッティ宮殿を結ぶのですが、一般市民と交わらずに移動できた権力の象徴となっています。
ヴェッキオ橋には数多くの宝飾店がありきらびやかな雰囲気となっていますが、まだ時間が早いので閉まっているお店が大半です。
お店が開いていても宝飾や貴金属は買えませんが。





ヴェッキオ橋は通過しただけでウフィツィ美術館に向かいました。
ウフィツィ美術館に行きましたが、時間が早いからなのか並ぶことなく入館できました。
まずは3階に行くのですが階段を使うと大変なのでエレベーターで向かいました。

現地のガイドの方の話ではエレベーターがある事があまり知られていないので、階段を上がる方が大半だと言っていました。
私たちは高齢者ですからOKではないかと。
ただし、係員に見つかると怒られることもあるそうですから、ご利用の際はご注意を。
3階ではまずイタリア初期から14世紀の絵画を見学します。
午前9時30分頃でもすでにかなりの人となっています。
気になった作品はしっかり見てきました。
まずはジョットの鐘楼を設計した建築家で画家のジョットの玉座の聖母子(オニサンティの聖母)です。

これは西洋絵画が「中世」から「ルネサンス」へ移行する転換点を示す極めて重要な作品です。
この作品が革新的とされる理由は、それ以前のビザンティン様式(平面的で象徴的表現)を大きく超えた点にあります。
聖母が立体的で人間らしいですし、玉座が奥行きを持った建築空間として描かれてて、天使たちが前後に重なり合って配置されています。
完全な遠近法ではないが、空間の中に人物が存在する感覚を初めて実現したルネサンス遠近法の先駆けです。
そしてウルビーノ公夫妻の肖像はなぜ横を向いているかというと夫のフェデリコの顔の右半分には戦争で鼻を失った大きな傷があったために左側面の画となっているそうです。

またこの絵が描かれた時にはバッティスタはすでに亡くなっていたため、追悼肖像としての側面もあるため色白の顔に書かれているとのことでした。
背景には空気遠近法を用いた広大な風景が広がります。
聖母子と二天使は初期ルネサンスを代表するフィレンツェ派の画家フィリッポ・リッピの作品だそうですが、女性がここまで奇麗にかかれているのはある思いがあるのではないでしょうか。



フィリッポ・リッピは修道士でありながら、修道女のルクレツィア・ブーティ と恋愛した事から彼女をモデルに聖母を描いたとされ、理想と現実が重なった生身の美しさがあると考えられています。
天使も奇麗に書いてくれれば良いのになぜか絵のイメージが女性を除いて暗いのはなぜでしょうかと素人は考えてしまいました。
ボッティチェッリのプリマヴェーラで目立ったのは中央のビーナスではなく、右端の青白い男性でした。


男性は3月の風神ゼフィロスでニンフのクロリスを誘拐しようとしているそうです。
ボッティチェッリのビーナスの誕生は有名ですね。

そして左で女性を抱いて風を送っているのも風神ゼフィロスです。
トリブーナと呼ばれる八角形の特別室を見るのは人気の様で、部屋の入口は行列ができていたのですが、現地ガイドの方が並ばなくても別の場所から中を簡単に見ることができるとのことで案内してくれましたが、簡単に並ばず中を見ることができました。

レオナルド・ダ・ヴィンチのマギまたは東方三博士の礼拝は未完成の状態だそうですが、修復が終わったので明るい色で見ることができました。


レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知は天使の羽根の描き方がリアルで見どころだそうです。

ラファエロのヒワの聖母はキリストとヨハネの幼い時の姿だそうですが、双子のようでかわいいと思ってしまいました。

ミケランジェロの聖家族は額がさすが彫刻家のミケランジェロと思いました。

ティツィアーノのウルビーノのビーナスは官能的です。


カラヴァッジオのメデューサはとても人気があるので、美術館のショップで絵がプリントされたTシャツやバックが販売されていました。

カラバッジョのイサクの犠牲は年を取ってからアブラハムに出来た大切な息子を神の意志により殺せと言われて従っているところの絵なのですが、神はなんと残酷なのだという事と、やめてくれと叫んでいる息子が不憫でしょうがない絵でした。

最後にカラヴァッジォのバッカスですがグラスの波打つワインの描写がすごいですね。
ワインのあてはフルーツですが腐りかけています。

頭の植物は酔ったのですがネクタイが無かったからなどや、飲みすぎで少しメタボなどと考えてしまう不届きものです。
個人的にはカラヴァッジォの絵は好きかもしれません。
天井画もすばらしいのですが、ユーモアのある構図もあって楽しませてくれます。




展示物を見終わって1階にあるショップの奥にある無料のトイレを済ませましたが、すでに午前11時となっていましたので見どころだけ周って見ても1時間30分かかりました。

ウフィツィ美術館から出てシニョリーア広場に行きましたがすごい人でした。





この広場で少しの間フリータイムとなりましたが、人が多くて移動しませんでした。
この広場には有名なぼったくりのジェラート店があるとのことでそこだけ見に行きました。


お店はこちらで、一見美味しそうなのですがかなりの金額を要求されるとのことです。
その後ドゥオモに行きましたがやはりすごい人で、入場するには2時間以上並ばなければならないそうです。



また、サンジョバンニ洗礼堂の金色の扉の天国への扉があるのですが、レプリカにも関わらずすごい人だかりでした。


本物は博物館に行けば見ることができますし、博物館は混んでいませんのでここで見なくても良いと思いました。
イタリアのオーバーツーリズムの混雑を感じて観光しましたが、お昼の時間になりましたのでランチのレストランへと向かいました。
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