ベルニナ急行と氷河特急のどちらが良いのか特徴や見どころの違いと向いている方について教えます

違いについて

アンデルマット駅からサンモリッツ駅間の氷河特急とティラノ駅からディアヴォレッツァ駅までのベルニナ線の列車はどちらもスイス屈指の名ルートですが、内容はかなり違います。


そのためそれぞれの区間の特徴や見どころ、違いと向いている方について説明します。


アンデルマットからサンモリッツの氷河特急


ルートの性格
・「世界一遅い特急」として有名な超絶景が楽しめる観光列車
・アルプスを横断するダイナミックな長距離ルート
・パノラマ車両+座席指定が基本


特徴
・景色が大きく、広く、連続的
・渓谷、吊り橋、峠、高原、谷などと景色のスケールが大きい
・観光列車らしく車内サービスやアナウンスが充実している


主な見どころ
・オーバーアルプ峠(2,033m)
ライン川源流と広大な高原
・ライン渓谷(スイスのグランドキャニオン)
・ランドヴァッサー高架橋
崖に突っ込む世界遺産級の名橋
・谷底から山頂までの高度差ある景観


乗っていて感じる印象
・映画のロングカットをずっと見ている感じ
・写真より体験重視
・途中で飽きるというより「まだ続くのか」という贅沢さ


氷河特急がお薦めな方
・初めてスイスアルプスを訪れる方
・とにかく王道の絶景を見たい方
・長時間でも快適に座っていたい方
・観光列車らしい特別感を重視する方


ティラノからディアヴォレッツァ
ベルニナ線(通常列車またはベルニナ急行)


ルートの性格
・アルプスを南北に縦断する劇的ルート
・実用路線と世界遺産
・普通列車が主役(自由度が高い)


特徴
・景色の変化が激しい
・標高差がとにかくすごい
ティラノの標高約430mからベルニナ峠の標高2,253m
・山、氷河、湖が超至近距離


主な見どころ
・ブリュシオの螺旋橋
線路が360度回る世界遺産
・ポスキアーヴォ湖
・ラーゴ・ビアンコ
・モルテラッチ氷河(ディアヴォレッツァ直下)
窓から氷河が普通に見えるレベル


乗っていて感じる印象
・景色が近い!迫る!
・車窓が常にクライマックス
・通常列車なので地元感、旅感が強い


ベルニナ線がお薦めな方
・写真や動画を撮りたい方
・氷河や湖を間近で見たい方
・途中下車や展望台観光もしたい方
・鉄道そのものが好きな方


どちらに乗るべきか

・スイスの王道を1本だけ乗るなら氷河特急
・アルプスの劇的体験をしたいならベルニナ線
・時間が許すなら両方の乗車がお薦め

写真を撮りたい方へのアドバイス

氷河特急


氷河特急は正直に言いますと写真派には不利です
私も実際に乗って写真を撮りましたがパノラマ窓の反射が強いですし、窓の反射や映り込みが発生します
窓が開かないのでしょうがないのですが、車内から撮るのは難しいです
乗車位置は進行方向の左右どちらもOKです





ベルニナ線


写真派の方は圧倒的にこちらの普通列車をお薦めします
窓を開けることができますので窓の反射や映り込みが発生しません
車両の端部の席の窓が大きいのでこちらの席がお薦めです
ティラノからディアヴォレッツァの乗車でしたら進行方向右側にブリュシオ螺旋橋やポスキアーヴォ湖を見ることができます




個人的感想について

今回参加したスイスツアーではティラノ駅からディアヴォレッツァ駅までのベルニナ線の列車と、アンデルマット駅からサンモリッツ駅までの氷河特急のどちらも乗車しました。


個人的な感想としては長時間座席に座っているだけの氷河特急よりも、窓を開けてスイスの景色を堪能できたベルニナ線の普通車両の方が良かったと感じました。


ただし氷河特急はアンデルマット駅からサンモリッツ駅間を乗車しただけですから、ツェルマット駅からアンデルマット駅間は乗車していません。


もちろんアンデルマット駅からサンモリッツ駅間でもオーバーアルプ峠やランドヴァッサー橋を通過するのですが、大半はのどかなスイスの田舎の景色を眺めるといったものでした。


氷河特急はパノラマ車両ではなく、窓を開けることができる普通車両でしたらもっと楽しめたかもしれません。


実は普通車両に乗車しても世界一遅い特急の氷河特急と乗車時間はあまり変わりがないのです。


もっとも日本からのツアーでは氷河特急の乗車はパノラマ車両となってしまうと思います。


そのためどちらかに乗るといった場合に私はベルニナ線の普通車両が一押しです。

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