スイス旅行でベルニナ線のティラーノ駅からディアヴォレッツアまでの見どころと普通車両に乗車した旅行記レビューブログです

見どころについて

ベルニナ線のティラノ(Tirano)駅からベルニナ・ディアヴォレッツァ(Bernina Diavolezza)駅までの区間は、世界でも指折りの絶景鉄道路線として知られています。


ベルニナ線は標高約429 mのティラノ駅から標高2253 mのベルニナ峠まで登りながら、標高差約1800 m を走る「世界で最も高い粘着式鉄道」 で、途中の景観が圧巻で列車の旅そのものがすばらしいのです。


このルートはユネスコ世界遺産に登録されたレーティッシュ鉄道の一部です。


列車の車窓から楽しめる見どころを順を追ってわかりやすく紹介します。


ブルージオの360°ループ橋(Brusio Spiral Viaduct)

・ベルニナ線きっての名所で、列車が ぐるっと一周しながら高度を調整する 石造りのループ橋
・車窓から見るもよし、下車して周辺を歩くもよし
・撮影スポットとしても人気で写真映えがバッチリ


モルテラッチ氷河周辺(Morteratsch)

・列車はモルテラッチ駅付近で氷河の末端が近くに見える ルートを通ります
・車窓で氷河を背に走る姿は迫力満点
・駅で下車すれば氷河の末端まで歩くトレッキングが可能で大自然を実感できる


ベルニナ峠と高山域

・山岳路線をどんどん登りながらベルニナ山群やラーゴ・ビアンコ(高山湖)、万年雪の山々が次々と広がる
・車窓の景色はどこを切り取っても絵になる風景で、季節ごとに雪景色から新緑、紅葉など表情が変わるのも魅力


ベルニナ・ディアヴォレッツァ

・駅から ロープウェイで標高約2984 m の展望台へアクセスできる
・展望台からはベルニナアルプスの名峰やペルス氷河など大パノラマが360°で楽しめる
・ハイキングや写真撮影にも最適で列車旅の締めくくりにぴったり


ベルニナ峠方面へ登る場合には左側の座席から氷河や湖、山岳の絶景がよく見えます。

普通列車の2等車が快適でした

バスでティラノの駅に到着しましたらベルニナ線の列車に乗車しました。


阪急トラピクスのツアーではパノラマ展望車両ではなく普通列車の2等車に乗車しましたが、この2等車が走行中に窓を開けることが出来てとても良かったのです。





パノラマ車両は窓を開けることができなくて座席から景色を眺めるだけとなってしまうのですが、ティラノ駅からディアヴォレッツァ駅まで乗った普通車両は窓が開きましたので写真も撮りやすかったです。


また写真スポットでは窓を開けて写真が撮れましたし、顔を出すこともできましたので旅行でいっしょになった方も普通車両の方が良いと皆さんが言っていました。


ベルニナ線の列車は普通車両であってもトイレも綺麗ですし、席も空いていたことからとても快適に乗車を楽しめました。




ティラノ駅からディアヴォレッツァ駅までは天気が良い日であれば窓を開けて楽しめる普通列車がお薦めです。

乗車した様子について

出発のティラノ駅(Tirano)はイタリア・ロンバルディア州の街で、小さな駅前にはカフェやピッツェリアもあり、出発前の食事や散策を楽しめます。






ティラノ駅を出発した列車は珍しいことに線路が町の中の車道を走る部分もあり、ゆっくりと車道を走ります。


この街の中心部を出ますとすぐに山岳へ向かって上がっていきます。


そしてスイスとの国境駅のCampocologno(カンポコローニョ)を通過するのですが、ここからイタリア語圏からロマンシュ語/ドイツ語圏っぽい雰囲気へと変化するのですが、街並みや景色の変化を車窓からの景色で感じられます。


しばらく走りますとベルニナ線の最大の見所のブルージオのループ橋となります。


正式名はブルージオの円形高架橋で、橋の完成は1908年となりアルブラ線・ベルニナ線の一部で世界遺産です。



何がすごいのかと言いますと高低差を解消するための構造で列車が360度ぐるっと一周するのです。


スイッチバックなし、ラックレールなしの粘着運転(普通の鉄道)だけで急勾配を克服している鉄道工学的にかなりレアな場所です。


半径約70mの完璧な円となっていますし、橋脚はすべて石造りで景観と調和した美しさでした。


機能のための構造なのに、結果としてとても美しいことが世界遺産に選ばれた理由のひとつです。


ループ橋では列車の窓から顔が出せることから、車両がカーブしていることがよくわかりますし、車輪のレールと擦れる音もしっかりと聞こえてきます。








窓から自分が乗っている列車の先頭や後尾を見ることができるのは面白いものです。


ループ橋を周っている時には残念ながら奇麗な橋自体は見ることが出来ません。


こちらの動画はバスでベルニナ線に乗るためのティラノまで行く途中でブルージオの円形高架橋が見える場所に停車した時に、列車が来たので映した動画です



ベルニナ線の列車は風光明媚な湖のほとりを通過したりして、次第に高度を上げていきます。



こちらはラーゴポスキアーヴォ湖です。






Poschiavo(ポスキアーヴォ)は小さな歴史ある村で街には趣ある中心広場や古い教会もありますし、湖畔散策にぴったりです。






Alp Grüm(アルプ・グリュム)は標高約2,091 mの絶景展望ポイントの駅です。



目の前に パリュー氷河(Palü Glacier)、遠景にはアルプス山脈が広がるビュースポット駅です。




Ospizio Bernina(オスピツィオ・ベルニーナ)はベルニナ線の最高地点(2,253 m)に位置する駅で、ここがこの区間の頂点です。


あまり大きな駅施設はないですが、ここを境に周囲の山岳景観が一段とドラマティックになります。



ラーゴ・ビアンコ(Lago Bianco) などの高山湖が目の前に展開しています。






途中ではハイキングのグループとも会ったりして、手を振ることができるのも窓が開くおかげです。


ディアヴォレッツアに近づくにつれてスイスアルプスの景色の中を通過します。









ベルニナ線の普通列車では車内の販売はありませんので景色を楽しむだけですが、乗車中は窓から奇麗な景色を楽しむことに忙しくて、写真などを撮っていますとあっという間にディアヴォレッツア駅に到着となりました。


ディアボレッツァ展望台の最寄り駅の標高約2,093 m のベルニナ ディアヴォレッツァ駅です。



こちらで列車を降りて展望台に向かうケーブルカーの駅に向かいます。

ベルニナ線乗車の様子がわかる動画

ベルニナ線の普通車両が町の中を走る様子、ループ橋を通過する様子、ディアヴォレッツア駅近郊のアルプスの中を走る様子がわかる動画はこちらになります。








この様な動画を撮れたのも列車の窓が開く普通車両に乗車したからです。


往復乗車の方でしたら片方はパノラマ車両、もう一方は窓の開く普通車両が良いのではないでしょうか。

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