世界遺産のアルハンブラ宮殿の見どころと観光の所要時間と日中と夜の観光と土産店の旅行記レビューブログです

見どころと観光の所要時間

アルハンブラ宮殿はスペイン・アンダルシアの最高傑作ともいわれるイスラム建築の宮殿群です。


繊細な装飾、水の演出、幾何学美が最大の魅力です。


見どころは次となります。


ナスル朝宮殿


アルハンブラで最も美しく、必見エリアです
✔ ライオンの中庭
・12頭のライオンが支える噴水
・細密なアラベスク装飾
・光と影のコントラストが幻想的
✔ アベンセラヘスの間
・星形天井のムカルナス(鍾乳石装飾)
・漆喰装飾の精巧さが圧巻
✔ 二姉妹の間
・蜂の巣状のドーム天井
・上を見上げると息をのむ美しさ


ヘネラリフェ庭園


王の夏の離宮
・水路と噴水が続く「水の階段」
・糸杉の回廊
・シエラネバダ山脈の眺望
・静かで爽やかな癒し空間


アルカサバ(要塞)

軍事要塞エリア
・ベラの塔からの絶景
・グラナダ旧市街のパノラマ


カルロス5世宮殿


キリスト教勢力が建てたルネサンス様式
・円形中庭が印象的
・イスラム建築との対比が面白い


アルハンブラは「宮殿+庭園+要塞+博物館」が一体になった広大な複合遺跡です。


思っている以上に広いため時間配分が重要です。


観光の所要時間の目安は次となります。


最低限(駆け足)

約2.5〜3時間
・ナスル朝宮殿(必須)
・ヘネラリフェ
・アルカサバ
写真を撮りながらでもやや忙しい


標準(おすすめ)

約3.5〜4時間
・ナスル朝宮殿をゆっくり鑑賞
・ヘネラリフェ庭園散策
・アルカサバの塔に登る
・カルロス5世宮殿も見学
最もバランスが良い滞在時間


じっくり派

約4.5〜5時間以上
・細部装飾をじっくり観察
・写真撮影
・休憩をはさみながら見学
・ミュージアムも鑑賞


ナスル朝宮殿は時間指定制


ナスル朝宮殿は入場時間が指定されていますので、その時間を軸に前後の見学順を組み立てます。


観光はゆとりを持って4時間確保するのが理想です。


・アルカサバ(約45分)
・ナスル朝宮殿(約1.5時間)
・カルロス5世宮殿(30分)
・ヘネラリフェ(1〜1.5時間)

アルハンブラ宮殿の昼の観光について

アルハンブラ宮殿の敷地内にあるホテルのパラドール デ グラナダに宿泊しましたので、ホテルにチェックインを済ませてからアルハンブラ宮殿の昼の観光に向かいました。


ツアーの良いところは既に入場のチケットの予約がしてありますので、時間がくるまで少しだけ入場口の前で待つだけで観光をすることができることです。


個人的にはアルハンブラ宮殿は「アルハンブラの思い出」という曲のイメージで静かにゆっくりと観光ができるイメージでしたが、実際には世界遺産ということもありとても観光客が多く賑やかで、静かにゆっくり観光というものとはまったく違っていました。


また暑いこともあり少し脱水症状ぎみの状態でナスル朝宮殿観光後にヘネラリーフェ庭園まで行きましたので、歩く距離もとてあったことからとても疲れました。


そのため夏の暑い日の日中のアルハンブラ宮殿観光はハードな観光でした。


それでもヘネラリーフェ庭園は綺麗でしたし、そこから見るアルハンブラ宮殿も素敵でした。


とても素敵なアルハンブラ宮殿観光なのですが、人数制限されているとはいえ人気があることから混雑する中での世界遺産の観光となります。


以前TVで見たアルハンブラ宮殿の思い出の曲が流れる静かな宮殿のイメージとはかなり違うというのが私の正直な感想です。


アルハンブラ宮殿の観光ルートはまず自由に入れるカルロス5世宮殿を見てから宮殿入口に向かいました。


メスアールの間から大使の間、一番の見どころのアラヤネスの中庭などを観光してヘネラリーフェ庭園に向かいました。


アルハンブラ宮殿の観光の様子がわかる動画はこちらになります。



憧れていたアルハンブラ宮殿はやはり素晴らしいものでした。





こちらがアラヤネスの中庭です。


アラヤネスの中庭とはアルハンブラ宮殿内のナスル朝宮殿の中心空間にある最も象徴的な中庭のひとつです。


正式には「コマレス宮殿」の中庭にあたります。


見どころは中央に細長い長方形の池で、風がない日は建物が水面にくっきり映ります。


水に映る宮殿の写真スポットとして有名です。


静寂と対称性が強調される設計となっています。




観光客はビューポイントにはたくさんいます。





ライオンの中庭です。


ライオンの中庭とはアルハンブラ宮殿のナスル朝宮殿の中心に位置する最も華麗で象徴的な空間です。


イスラム建築装飾の到達点ともいわれます。


12頭の大理石のライオンが円形の水盤を支え、それぞれ表情が微妙に異なります。


口から水が流れ、4方向へ水路が延びる設計となっています。


水は楽園(パラダイス)を象徴するとされます。


約120本の細密な細い大理石柱や、軽やかでレースのような回廊はすばらしい建築美です。



天井に見られる蜂の巣状の装飾(鍾乳石装飾)が圧巻で、特に「二姉妹の間」「アベンセラヘスの間」は必見です。



リンダラハの中庭は私が思っていたアルハンブラ宮殿のイメージのような気がします。


リンダラハの中庭はナスル朝宮殿奥にある小さく静かな私的中庭です。


華麗な「ライオンの中庭」とは対照的に、落ち着きと親密さが魅力です。


リンダラハ(Lindaraja)」は王妃の窓を意味するといわれています。


小さな円形の噴水が中心にあり、水音がやさしく響く落ち着いた空間です。


中庭に面した美しい窓飾りが特徴で、繊細なアラベスク装飾が施されています。



ここからヘネラリーフェ庭園です。


東側丘陵に広がるナスル朝スルタンの夏の離宮(別荘)庭園です。


名前はアラビア語で「建築家の庭」または「高貴な楽園」を意味するとされます。


見どころは次となります。


パティオ・デ・ラ・アセキア(灌漑水路の中庭)


・細長い水路の両側に花壇
・噴水のアーチ状水流
・完璧な左右対称の構成
・ヘネラリフェで最も有名な景観


水の階段(エスカレラ・デル・アグア)


・エスカレラ・デル・アグア
・手すり部分を水が流れる珍しい構造
・木陰に包まれた涼やかな空間
・水音が心地よい
・暑い夏でも涼を感じられる場所


展望


・アルハンブラ宮殿全体を見渡せる
・背後にシエラネバダ山脈
・夕方は特に美しい光景







こちらが実際に観光したルートです。




暑い夏の日中の観光は大変でしたが、素晴らしかったというのが正直な感想です。

夜の観光について

今回はツアーで宮殿敷地内のホテルのパラドール デ グラナダに宿泊しましたので、ディナー後に再度アルハンブラ宮殿の夜の観光に行きました。


夕食はパラドール デ グラナダ内のレストランで優雅な雰囲気でしたが、添乗員の方が食事中に夜の観光のスタート時間を伝えてくれましたので、最後は忙しい食事となりました。
食事後にはすぐに部屋に戻って、雨が降るかもしれない予報となっていたので傘を持っての集合となりました。


夜のアルハンブラ宮殿観光といいましても観光する場所は日中と同じで、ライトアップされているかどうかの違いです。


夜の観光はパラドール デ グラナダに宿泊したことより静かな夜景を楽しめるかと思ったのですが、日中とあまり変わらない人が多い雰囲気の中での観光といったものでした。


アラヤネスの中庭の中庭は日中とはまったく違った印象で良かったのですが、それ以外は日中の賑やかさはそのままでライトアップされた景色を楽しむといったものでした。


今まで観光地すぐのホテルに宿泊した特権で、静かな雰囲気の中で人気の観光地を楽しめるといったことができたツアーがありましたが、アルハンブラ宮殿に関しては敷地内のホテルのパラドール デ グラナダに宿泊してもあまりメリットは感じることは出来ませんでした。




偶然に人がいない一瞬がありましたので撮りました。



屋内はかなりの観光の方がいて混雑しています。





こちらは夜の観光で入場時間を待っている方の列の一部です。



こんなにも大勢の人がいますので、日中と同様に静かに観光を楽しむ雰囲気ではありませんでした。

宮殿近くお土産店について

パラドールからアルハンブラ宮殿に向かう道路わきにはお土産店が並んでいます。


こちらには寄木細工を作成しているお店があり、作り方の実演と製品の解説をしてくれます。


グラナダの伝統工芸として有名なのがタラセア(Taracea) と呼ばれる寄木細工です。


タラセアとは木材、貝殻、金属などを組み合わせて模様を作る技法で、モザイクのように細かいパーツを組み込みます。


イスラム美術特有の幾何学模様が特徴で、起源は中世イスラム時代(ナスル朝時代)にさかのぼります。


デザインの特徴は星形や八角形などの幾何学文様、シンメトリー構造、黒、白、茶のコントラスト、非常に細密な手作業です。


タラセアはアルハンブラ宮殿の装飾美と通じる美学があります。


こちらで寄木のお盆などをお土産に購入しました


お土産店の様子がわかる動画はこちらになります。





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