
グエル公園はもともとガウディが手掛けた別荘地帯として建築されたのですが、当時としては独創的すぎるデザインのためか別荘自体は1棟しか建てられず未完成に終わってしまった庭園都市なのです。
しかしこの庭園都市はバルセロナの街並みを見渡せる景観が素晴らしく、すり鉢状の土地や丘の地形を活かしていますし、緑も多く自然と調和した素晴らしいものとなっています。
芸術的な建築物はトレンカディスという割ったタイルや陶器を用いたカラフルな装飾が特徴と物となっています。
見どころは世界一長いベンチとして知られるヘビの様に波打つベンチ、トカゲの像、メイン広場を支えるギリシャ神殿風の建造物、広場からのバルセロナの街並み、グリム童話をモチーフにしたお菓子の家、洗濯女の回廊などです。
オーバーツーリズムで有名なスペインの観光地ですから有料ゾーンの観光には必ず事前にチケットを購入しておく事が必須です。
ホテルからバスに乗ってバルセロナ市内観光が始まりましたが、まずは丘の上にありますガウディ作品のグエル公園に行きました。
グエル公園の正面は出口専用ですから私たちは東側のバスの駐車場がある入口から有料ゾーンに入場しました。
まだ午前中の早い時間でしたが人気の世界遺産のためとても観光客が多くいました。
見どころでの記念撮影するのも人が多くて大変ですし、トイレも女性用は列ができていました。
お菓子の家など建物の中も見ることができるのですが、順番待ちの長い列ができていましたので、観光時間中に見るのは難しいと思いあきらめました。
入場に並んで時間を使うよりもしっかりと見どころを見て楽しむのがおすすめです。
どの観光スポットも人が多くて撮影するだけでも大変でしたが、見どころはしっかり楽しむことができました。
長いベンチ
トカゲの像
メイン広場を支えるギリシャ神殿風の建造物
グリム童話をモチーフにしたお菓子の家
洗濯女の回廊
広場からのバルセロナの街並み
私たちはツアーでの午前中の半日観光でしたのでグエル公園観光の所要時間は1時間ほどでした。
グエル公園の地図は公式のホームページに役立ちそうな地図がありますのでそちらを見るのがおすすめです。
出展:https://parkguell.barcelona/sites/default/files/mapa/ParkGuell_Flyer_Imprescindibles_en_red_c.pdf
洗濯婦の柱廊(WASHERWOMAN’S PORTICO)
未加工の石で造られた波のような形をした柱廊は、一連の柱で構成されており、その一つはカラティッドの形で、洗濯婦を表し、その職業の道具を背負っている
ハイポスタイル・ホール
これは当初市場として構想された屋根付き空間で、86本の溝付き円柱が並ぶ
屋根はカタルーニャ式ヴォールト技法で築かれた小ドーム群で構成され、トレンカディス(割れたタイルのモザイク)で覆われ、建築家ジョセップ・マリア・ジュジョルが設計した円形パネルが配されている
ギリシャ劇場、あるいは自然広場
この広場は野外公演やカタルーニャの民俗文化イベントを開催するために計画された
周囲を囲む波打つベンチはタイルの破片を用いたモザイクで覆われており、建築家ジョセップ・マリア・ジュジョルによって設計され、1909年から1914年の間に建設された
三つの高架橋
三つの高架橋(下橋・中橋・高橋)は傾斜地を横断することを可能にし、公園内の各エリア間の移動を容易にしている
上部には車両用道路が設けられ、下部では悪天候時の避難場所として機能する
オーストリア・ガーデンズ
庭園が占める現在の敷地は、かつて市営の植物園として利用されていました
1977年に植樹されたオーストリアからの寄贈樹木にちなんで名付けられました
ポーターズ・ロッジ・パビリオンズ
公園のメインエントランスには、ポーターロッジとビジター待合室の二つのパビリオンが両脇に建っている
両建物の外観は形状において非常に独創的であり、内部はシンプルで経済的な仕上げが施されている
記念碑的な階段
記念碑的な階段は、岩と植生を組み合わせた三つの区画で構成される二重構造の階段である
二段目の階段には、カタルーニャの紋章を頭部に載せた蛇の頭部をかたどった噴水、鮮やかな色彩の竜(公園で最も人気のあるイメージとなった)、そして三匹の蛇で構成されたような三脚台が飾られている
1、三つの十字架の丘
2、生物多様性ルート
3、ララード・ハウス
4、トリアス・ハウス
5、ガウディ邸博物館
グエル公園には無料のゾーンと有料のゾーンがありますが、見どころは有料ゾーンにありますので観光ではそちらだけを見れば良いと思います。
グーグルマップではストリートビューで公園内の景色も見ることができますので、興味にある方は見てみることをお勧めします。
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